2012年1月20日金曜日

2011を振り返ってみる

たぶん…これは年末のうちにやっておくべきことなんだろうけれど

なーにもできず 年賀状も取りかかれない始末でしたので

新年モードも消えた今 ちょこっとやってみたいと思います

2011
1月 普通にいつものように年が明ける とりたてて変わったこともなく…

2月 東京ドームに出稼ぎに行く 多少忙しいながらいつもの日々…

3月 myバースデー…その日に震災…世の中の何かが変わる…

4月 ほんとうにやるのか?という疑問を抱えつつ 新宿タカシマヤで夫婦2人展
思いのほかたくさんの方にご来場頂きました 余震もかなりありました…
生まれ故郷札幌にて震災チャリティーイベントに参加

5月 何となく落ち着いた日々を取り戻す…
地元の酒屋さんとのジョイントイベントや陶器市に参加したり…
GWには東京で2つのチャリティーイベント

6月 家族旅行をし ダンナサンの展覧会など…

7月 節電に怯えながら しかし普段と変わらない日々…
カナダの友人からの紹介でうつわを被災地に届けてもらう為友人に声をかけ
400個ほど集める → その様子 ほんとにステキなこと・人

8月 ひさびさ夏休みっぽいことを…熱川で想いっきり遊ぶ♪
展覧会ノルマに向け制作しまくる…天と地のひと月…

9月 人生初の入院・手術…ほんのちょっとでも身体を切るってことは大変なんだなと実感
初めての場所・人と展覧会…連休に台風 体調にも影響しなかなかハードでした

10月 このころからだんだん慌ただしくなってくる…
ダンナサンは被災地へ行ったり 打ち合わせがものすごく増えてくる…
宇宙茶会なるものに参加し初めて薄茶器なんか作ってみる…テーマは「月」
渋谷西武で展示されました

11月 ちょっとしたイベントがたくさん…
10月に作った薄茶器も仲間入りした(ダンナサンは建水)宇宙茶会お披露目や
大きな展覧会に向けてのプレゼンなど…
ダンナサンは先生業をやりに都内の高校へ…朝早かった…
SNSで繋がった小中学校時代の友人たちと 感動の再会!あの人とも会えました♪←同級生のヒーローです!

12月 さー年末です 1年もあっという間でした
相変わらず打ち合わせたくさん
ダンナサンの展覧会に便乗して益子に遊びにいったりしました
そして最後の極めつけが…大皿の仕事やり直しの巻…

こうして2012年へと続いてゆくのでした…
今年もいろいろやっていきます!
よろしくお願いいたします


2012年1月9日月曜日

新しい年

またずいぶんとブログを放置してしまいました…

書きたいこともたくさんあって ブログの引っ越し準備もちょっとずつしていたんですが…

新しい年を迎え 心機一転思い切って新しくしちゃうことにしました!

そこはトウキョウじゃないだろ〜!というツッコミもさらっと流し…(笑)


今後ともよろしくお願いいたします♪

2012年1月8日日曜日

手術…その8

簡単に記録しておこうと思ったこの記事も その8 まで来てしまいましたので
そろそろ終わりにしたいと思います

怒濤の術後の日々の後は ずいぶんのんびりと
過ごさせてもらいました
その分手がなまっているのも事実だと思います
今年はこれから展覧会が詰まって来ていますし本格始動していきます!

最後に 自分が入院するにあたって気になって調べたことなど書き留めます

入院 手術費用
病院探しでいろいろな病院に聞きまくった金額は
10数万〜高いところだと30万以上と幅がありました
もちろん金額が高いところはホテル並みの施設だったり完全個室だったり…
私は4人部屋でよかったので追加料金もありませんでしたので
実際退院時に支払った金額は¥86,593.-でした
国民健康保険限度額適用認定証はぜったい事前にもらっておくべきですね

持ち物について
基本的に病院から渡される入院にあたっての資料に全て書いてありますが
気が付いたことを少し

寝間着…必ずしも前空きでなくていいと思う
術後手術着から着替えるときは前空きが楽でしたが
点滴がとれてからは特に前ボタンを開けてどうこうということもないし
とにかく歩けと言われて 下の売店に行くときなど完全パジャマだと
ちょっと恥ずかしいので楽〜な部屋着くらいがよいかと…
幅の広いハンガー…普通のハンガーはたくさんありました
バスタオルを掛けておくのに幅の広いのが便利でした
洗面器はいらないと思う
洗濯ができるので荷物は最低限でいいんじゃないかと思う(洗剤は必要)
読書できる人は本たくさん!デイルームにも多少ありますが…
私は入院中テレビを見なかったので病院内ぶらぶらする意外は
ひたすら読書してました

………そんなところかな
とにかくものづくりしている人は
その後十分休みを取れる状態にして臨んで下さい
仕事場が家だと つい仕事に手を出したりしてしまいますから

今目下の悩みは卵巣嚢腫のせいではなかったお腹ポッコリが
いっこうに減らないことです(笑)
これがへこむように これからがんばりまーす!

以上 記録を終わります♪






手術…その7

さて 退院し車で 我が家へ帰ってまいりました
まずは玄関を上がる…うっ!
家に入って着替えようと思う→階段を上る…うっ!
荷物を整理しようとバッグを持つ…うっ!
まぁその前に車の乗り降りとかもあるわけですが
いちいちお腹にこたえるんです…
それにまな板を置くとか野菜を切るとかいすを引くとか
いつもの何でも無い動きでいちいち腹筋を使っているというのがよくわかる
で すぐ疲れちゃう
だから いきなり普段通りの生活に戻れないし
ちゃんと家での動きに慣らしてから 仕事に復帰しなくちゃいけないんですね…

でもワタクシ…やってしまったんですよ
退院翌日火曜日に釉掛け&窯詰め♪
10個もないし座ってやれば大丈夫かな〜なんて 急いでいたし
でもね やっぱりすぐ疲れちゃいました
窯詰めも棚板持った瞬間 重っっ!!!って…
術後しばらく重いもの持ってはいけないって コレ重いものなんじゃなかろーか…?
と思いつつ ダンナサンもいないし自分でやるしかないでしょ
ってことで背筋と腕の力でなんとかやりました
まー!その晩手術後の夜再びってくらい身体が痛くてつらかったです

でもその翌日水曜日には展覧会の搬入準備です
全て焼き上げてはいましたが 底すりやシール貼りなどまだだったんですね〜
これもかなりこたえた…
底すりは相当腹筋使うのですね…(笑)

そして木曜日 退院後3日目には展覧会の搬入です
さすがに作品の詰まった箱を持つことはできないしダンナサンに一緒に来てもらいました
車でギャラリーに連れて行ってもらい
下ろした箱から作品を出し
台に並べる…それしかしてないのですが
くたくたでした

さー金曜日は展覧会初日ですよ!
オープニングもあるし 会場に行かねば!!と思っても
出かける準備にもいつもの倍 歩くのも遅い で
ギャラリーに到着したのがオープニングもとっくに始まっている時間で
皆さんにご心配をおかけしてしまいました…
2次会にも参加しましたが もちろんお酒も飲めないわけですし
座っているだけなんですが…
だんだん もうダメかも…な感じになってきて

結局土曜日にダウンしてしまいました
ちょっとハード過ぎましたね…
人間よくここまで寝られるものだ!というほど土曜日はこんこんと眠り続け
その後は落ち着いてくるので無理のない範囲でのんびり会場に行こう
と思っていたら!
水曜日台風の迫る中 午前中だけ…と思って出かけたら
見事に関東直撃で 早々に電車が全て動かなくなってしまいました
結局ほぼ閉店時間までギャラリーにいさせてもらい(誰も来ないんですけど〜!)
帰宅を試みましたが ラッシュ以上の激混み電車に乗るはめに…
目の前の座席が空いたのに隣のオヤジにかっさらわれ
後ろの男の人に全体重をかけられたまま地元の駅まで1時間半
だんだんと脂汗が出て もうダメ〜!
参りました…

展覧会直前に手術予定を入れたのは
会場に行くだけなら制作をするのと違って 楽な時期だからと思ってでしたが
我が家から銀座まではかなりの距離でしたし
前準備は完璧に済ませておかないといけなかった…
いつもの仕事に比べればそうとう楽 というのもちょっと考えが甘かったようでした

これから手術などされる方はその後に充分お休みが取れるスケジュールにしてくださいね!





手術…その6

術後2日目からは 完全に普通の入院生活になります
食事も普通 お風呂はまだですがシャワー浴はできます

あとは歩け歩け!です
午前中に外来での診察があり
下まで降りるのか〜まじ?!と思いましたが
結局エレベーターだし空いてたし…

先生/特に良くないところもありませんね
退院日はどうしましょうか?
月曜日でいいですか?
私/え!月曜日ですかぁ〜(勝手に日曜日だと思っていた)
先生/ま〜日曜日でもいいですけどね
よっぽど回復に自信があるなら…
私/………月曜日でいいです…

ということで退院は3日後に決まったわけです

お腹はまだまだちょっとしたことでズキっとくるけど
回復感は日に日に感じられて
入院しているのがヒマすぎる!!と
読書しては歩き1階の売店まで水を飲みに行ったり買いに行ったり
デイルームまでお茶をくみに行ったり
トイレ行ったり洗濯したり…
お通じはイマイチだったけど ガスはかなり出ていたし
もうこれで 退院後もバッチリだと思っていました

ちょっとした段差も 階段も 日々の家事的な動きもいっさい無い生活で…


土曜日に様子を見に来てくれた後は先生もお休みのようで
そのまま退院とあいなりました

月曜日の午前中に退院の手続きを済ませ
同室の方(このときはがん患者さんになってた)や看護士さんに挨拶をし
車で迎えに来てくれたダンナサンと一緒に我が家へ…


手術…その5

つら〜い夜でしたが
何とかうつらうつら眠り
朝起きてみるとかなり身体が楽になっていました
たぶん 痛み止めはしてないと思う…
ガスはちょいちょい出てました
待ち時間が長くてうんざりとも思いましたが
手術が終わってからは夜に向かっていくだけ(寝る時間)だったので
かえって良かったような気がします

ヒマな待ち時間
恐怖な待ち時間(手術控え室にて)
心配だけどあまりしゃべれない数時間
おかーさん 付き添いに来てくれてありがとう!

酸素マスクが外れ
足の空気ポンプが外れ
午前中には尿管を外し
自分で身体を拭き
自分で着替え
自力でトイレに行き
お昼には普通に普通の食事が出て来た(お粥だけど)

この時点で 動けるんだからとにかく歩けよ!と…
点滴がついていても即元気な患者に戻されました(笑)
看護士さんが採血や血圧 傷口チェックをちょくちょくしに来て
先生もチェックに来てくれますが その度に歩けよ!と
手術翌日くらいはのんびりしてもいいんじゃないかと思って
読書中心で過ごしていましたが
そうではないようです

前日午前中に手術を済ませた2人はお昼前に退院していきました
1泊で退院できる別の手術だったのね…
その翌日も1泊手術の方で 私以外の入院患者は入れ替わり立ち替わりでした


2012年1月7日土曜日

手術…その4

さーいよいよ手術ですよ!

でもね〜前日から
看護士や先生/午後になると思います
私/だいたいの時間はわからないですか?
看護士/うーんそんなに遅くはならないと思いますけどね
付き添いの方はちょっと早めにお昼を済ませて来ていただく感じですね
私/ふーん…

てな具合で時間の検討もつかないわけで
当日…
食べ物は前日9時からダメ
飲み物も当日朝7時からダメ
で 朝イチの人は8時頃病室を出て行き
お昼までに3人終わった…

10時すぎた頃に点滴とか始まった(浣腸もね…)から
お昼過ぎかなぁ〜なんて勝手に思って
着替えとかいいんですかね?と看護士さんに聞くと
あっそうですよね〜じゃあ着替えておきましょうか
と早々に着替えましたが(どんだけやる気満々?!笑)
お昼も軽〜く過ぎ…
食べられなくてもいいから何か飲ませろ〜!
点滴もついてるから身動きとりづらいしヒマだー!!
付き添いの母もやってきましたがそこから待つこと3時間…
午前中は自由行動でいいじゃねーか!
と 待つのにもうんざりした頃 やっとお呼びがかかったのでした

エコノミー症候群防止の弾性靴下に手術着でとことこ歩いて手術室へと向かいました
到着すると…今回の手術チームの皆さんに取り囲まれ
あれやこれやといままでされた質問の再確認…
その向こうに立ってる主治医の先生…かっくいー!!(女医さんですが)


手術台に自分で乗れよ
身体を固定するぞ
酸素マスクみたいなの被せられて
深呼吸しろよ
ちゃんと深呼吸しろ!
と言われて

気付いたら
病室でした
イ イタイ…お腹も痛いし 何か背中もヒジョーに痛い
でも ガマンできると言えばできる
でもイタイ!背中が!
背中が痛いから体勢を変えたいけど
変えようとすると お腹が痛い
動けないから背中が痛い
…そんな一晩でした
一番つらかった夜でした


※手術室での会話はこんなに乱暴だったわけではありません
皆さん優しかったですよ 念のため(笑)





手術…その3

さていよいよ入院生活です
9/6までに手術後に控えている展覧会の品を焼き上げ(←準備はまだ!)
いざ病院へ

10時に入院受付へ
ダンナサンに一緒に来てもらいましたが
何せ手術前…元気だし…準備はいろいろあるけど暇だし…
そうこうしているうちに夕方顔を出してくれるはずの母がいきなり午前中に登場!
忙しいダンナサンとバトンタッチしてもらい
いろいろ用意する物の買い物に付き合ってもらったりしました

しかし…病室に入るなり着替えて病人スタイルへ
食事もお昼からばっちり手術準備食のおかゆ…
う〜ん…病人モード全開!
同室の患者さんはみんなしっかりカーテンを引き
交流する雰囲気ゼロでしたので
元気な病人はこの先の入院生活に一抹の不安を覚えたのでした…

この日にすることは…
翌日の手術に必要な物を準備する(T字帯・腹帯・紙おむつは病院内の売店で買えばOK!)
主治医・麻酔医・手術担当看護士・薬剤師 が代わる代わる訪ねてくるので質問等に答える
除毛(全て剃るわけではないから張り切って事前に準備しておく必要なし!)
入浴(洗い桶はいらないと思う)
夕食後に下剤(激マズ!!くじけそうになった…)
21時に眠剤

慌ただしいんだけど ヒマ〜!って感じの変な1日でした
母が文庫本を持ってきてくれたのでこの日から読書の日々が始まります

でも翌日はもう手術なんだよなぁ…



手術…その2

そして病院探しですが
生まれてから一度も手術はもちろん入院も経験したことがないのです
誰だってそうだと思いますが できるだけ良い先生・病院にお願いしたいと思い
腹腔鏡手術で超有名な大学病院に行ってみることにしました

でもその病院では私はMRIを撮っただけで
別の病院を探すことになりました
一番の理由は 手術が1年以上待ちだった事
頭に来る事もあり
ネットで調べまくってもう一度いくつかの候補を決めました
そして片っ端から電話をかけ
手術までどのくらい待つか
おおよその費用はどのくらいか を聞きました
意外と教えてもらえるものなんですね
びっくりするくらいお高いところもあり 教えてもらえないところもあり
ネットでの情報と 電話の対応と おおよその費用 家との距離
を総合して(より現実的にきちんと考えたんですね)

新宿は歌舞伎町にある(ぜんぜん知らなかった!)
大久保病院に行く事に決めました

大久保病院は初診であっても予約制です
予約の電話を入れて一週間ほど後に診察を受ける事ができました
この時は漠然と年内に手術ができればいいかなぁ…くらいに思っていたのですが
いざ診察を受け先生とお話してみると
あれよあれよという間に2ヶ月後の手術という事に決定してしまいました

この後仕事の調整をしなければならず
教室のスタッフ・会員さんたちにはずいぶんご心配・ご迷惑をおかけしました
心配をかけないようにと曖昧にお伝えしたことが逆に皆さんの心配を煽ってしまったようで申し訳なかったです…




手術…その1

人生初 で 入院・手術を経験しました
2011年9月 新宿の大久保病院にて
卵巣嚢腫の摘出手術を受けました

ものづくりをしている人は…特に会社に所属していない人は
人間ドックなんてもちろん なかなか健康診断さえきちんと受けていなかったりしがちです
なので 参考までにブログに残すことにしました
私も教室のアシスタント業を辞めてから 最低限の健康診断さえ受けないで過ごしていましたが
婦人科のがん検診には
クリニックに行っても無料になるクーポンが2年前に支給されたのをきっかけに
今まで何となくイヤで避けてきた婦人科のドアを思い切って開けてみることにしたのでした

それまでは集団検診で 組織を採って結果待ち…だけでしたが
クリニックに行けば 普通の診察もしてもらえます
せっかくだから自分の状態を知っておこうと 近所のクリニックに予約を入れました

そして受けた診察で…
先生/…あれ?…ここ押しても何ともない?痛かったりしない?
私/え?別に特に何も…
先生/卵巣が腫れているね…けっこう大きくなってるよ…はい見てみてここ
今測ってみましょう…あぁ〜6cm近くになっているね
私/………
先生/念のため体がんの検査もしておきましょう それから腫瘍マーカー!
私/!!!!!

こんな感じで 私の卵巣嚢腫は発見されたのでした
何せ卵巣嚢腫という病気の存在を全く知らなかった私
体がん検査に腫瘍マーカー
これはよっぽど悪いことに違いない!
と勝手に早合点し しばらくクリニックの外のベンチでかなり落ち込んでぼーっとしてました…


その時先生に受けた説明を思い出し
自分でネットで調べた結果 そんなに悪いものではないということがわかり
検査結果も特に慌てる状況ではないとわかりました

そうなると放っておくのがワタクシ…
3ヶ月おきに診察に来るように言われていたのにちゃんと行ったのは初めの一回
その後は勝手に半年おきにして様子見を決め込んでいました

しかしその間に嚢腫は着実に成長をし 完全に手術をした方がいいよね…
というサイズになってしまいました…
卵巣嚢腫にもいろいろ種類があるようなのですが
私のは大きくなる事はあっても小さくなる事はないそうで…
家族とも相談しましたよ 良い状態でないのは確かなんだから
早いうちに解決した方がいい など…
でもね 先生によっては様子を見て行きましょうという場合も割とあるみたいで
できることなら手術はしたくない というのが本音でしたが
いろいろ考え 思い切ろう!と決心したのでした

さて 病院探しが(と言うほどのものでもありませんが)始まります…